IPOとは「Initial Public Offering」の略で,「新規公開株」と呼ばれます。
まだ上場していない企業が,新たに株式を証券取引所に上場し,投資家に株を取得させることを言います。
この新規公開株については,上場前に投資家へ配分し,上場を迎えます。
人気のある株については,配分された以上の数の需要が上場日に発生し,配分された額以上の値がつきます。
その勝率は80~90%とも言われ,入手することができれば高確率で利益を生み出すことができます。
IPO投資を勧める理由とは
IPOは数ある投資(資産運用も含めて)の中でも特にリスクが少ない投資方法だと思います。
その分当選確率は非常に低いものになってしまいますが,宝くじ感覚で申し込みを続けることで,とても高いパフォーマンスを発揮します。
現に,私はIPO投資を始めて5年が経ちますが,ほとんど頭を使わず100万円以上の利益を得ることができました。
IPO投資で最も重要なのは証券会社選び
さて,IPO投資は当たればほぼ儲かることがわかりましたら,当選しなければ意味がありません。
IPO投資はリスクが低い分,非常に人気がある投資で,なかなか当選をすることができません。
そこで当選の可能性を少しでも高めるために,証券会社について理解をしておきましょう。
実はIPOの取り扱い銘柄や,当選方法については証券会社によって異なります。
そのため,それぞれの証券会社の特徴を知ることが,IPO投資で成功するための秘訣にもなります。
では,証券会社はどこを選べばよいのでしょうか。
結論から言うと,
IPO投資における証券会社の取り扱いの違い
証券会社の口座開設をする最大の理由は,銘柄ごとに取り扱い証券会社が異なることです。
せっかく申し込みをしたいと思っても,口座開設していない証券会社しか取り扱っていない場合,申し込み自体ができません。
銘柄の取り扱い数は以下のページでも紹介をしています。
こんにちは。みなさんは,毎月の収入をどうやって使っていますか?家賃の支払いや食費,子供の習い事等,収入はいくらあっても足りないと感じている人がほとんどではないでしょうか。かといって,収入を増やすために副業をしようと思っても時間がない。[…]
また,証券会社の取り扱いの大きな違いとして,チェックしておく事項はこれです。
①については,証券会社によって資金が必要なパターンが,申込み時・抽選時・当選後購入時に分類されます。
IPO投資における証券会社比較
実際にそれぞれの証券会社の特徴について紹介をしていきます。
絶対に開設しておくべき証券会社のオススメ度を5段階で評価しています。
証券会社 | 申込みパターン | 抽選方法 | ネット口座配分 | オススメ度 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 抽選時のみ必要 | 申込数に依存 | 100% | 5 | |
SMBC日興証券 | 資金拘束有 | 平等抽選 | 10% | 4.5 | |
マネックス証券 | 資金拘束有 | 平等抽選 | 100% | 4.5 | |
大和証券 | 資金拘束有 | 平等抽選 | 15% | 4 | |
カブドットコム証券 | 資金拘束有 | 平等抽選 | 不明 | 4 | |
三菱モルガンスタンレー証券 | 資金拘束有 | 平等抽選 | 10% | 5 | |
楽天証券 | 資金拘束有 | 申込数に依存※申込上限有 | 100% | 3 | |
みずほ証券 | 資金拘束有 | 平等抽選 | 10% | 3 | |
岩井コスモ証券 | 資金拘束有 | 平等抽選 | 10% | 4 | |
東海東京証券 | 資金拘束有 | 平等抽選 | 10% | 3 | |
松井証券 | 0円 | 平等抽選 | 70% | 4.5 | |
野村証券 | 0円 | 平等抽選 | 10% | 5 | |
岡三オンライン | 0円 | 平等抽選 | 10% | 4.5 | |
エイチ・エス証券 | 0円 | 平等抽選 | 10~30% | 3 | |
いちよし証券 | 0円 | 平等抽選 | 10% | 3 | |
むさし証券 | 0円 | 平等抽選 | 10% | 3 | |
ライブスター証券 | 0円 | 平等抽選 | 100% | 3 | |
GMOクリック証券 | 抽選時のみ必要 | 平等抽選 | 100% | 3 | |
丸三証券 | 抽選時のみ必要 | 平等抽選 | 10% | 3 |
とにかく全て口座することをオススメしますが,あまり口座を多くしすぎてしまうのは抵抗がある場合は,オススメ度の高いものから登録をしておきましょう。
sbi証券の評価が高い理由は,この証券会社のみipo抽選に外れた際にipoチャンレンジポイントというものが貯まります。これを貯め続ければいつかは大物ipoが当たりますのでこの証券会社は最優先で口座開設をしましょう。
別の記事でIPO投資について紹介しました。副業を考える人の中でもIPO投資は非常におすすめです。仕事をしている人は時間もなかなかないし,投資をして資産を増やそうとして,逆にお金を減らしたら元も子もありません。そこで,当たる確率は低いも[…]
意外と狙い目なのがマネックス証券・岡三オンライン証券です。これらはネット配分率が高かったり,申込み数が他の証券会社よりも少ないため倍率が多少低いことが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ipo投資に当選するためには,とにかく申込みをすること,その中でも証券会社によって特徴があるためその特徴を知って自分の資金の最大限効率の良い申込みを行うことが重要です。
すぐに結果は出ないかもしれませんが,落選をしても損をすることはありませんので,いつか来る当選を待って気長に申込みをし続けることが重要です。