各大学の偏差値は、『ベネッセ マナビジョン』を参考にしています。
各大学の情報は、各大学ＨＰを参考にしています。
明治学院大学
偏差値：57～67
明治学院大学は建学の精神「キリスト教による人格教育」のもと、創設者ヘボンが生涯貫いた精神“Do for Other（他者への貢献）”を教育理念に掲げています。
英語外部検定試験利用型
英語外部検定試験利用型とは、実用英語技能検定(英検)、TEAP、TEAP CBT、GTEC CBT、TOEFL-iBT の「英語」の能力を判定する外部検定試験の結果を利用した入試です。
明治学院大学は、「外国語(英語)」の試験が免除される出願資格方式と、「外国語(英語)」の得点に換算される得点換算方式があります。
出願資格方式
学科が指定した出願資格基準を満たしていることにより、「外国語(英語)」試験を免除します。
試験日には、「外国語(英語)」を除いた学科指定の2教科(国語+地理歴史・公民・数学)を受験します。
3教科型との併願も可能です。全学部日程とA日程で実施しています。
得点換算方式
学科が指定した英語外部検定試験の基準スコア(級)に応じ、「外国語(英語)」試験の得点に換算します。
「外国語(英語)」を受験した場合はどちらか得点の高いほうを判定に使用します。
A日程の英文学科、フランス文学科で実施します。3教科型との併願はできません。なお、英文学科は「外国語(英語)」の受験が必須です。
・出願期間末日より２年以内に受験した試合結果のみ有効です。
・英語外部検定試験利用型の対象となる外国語は「英語」のみです。「フランス語」「中国語」での受験は対象外です。
【2020年度入試版】英語外部検定試験利用型のメリット
明治学院大学では、以下の５点をメリットに上げています。
利用できる学科
出願資格方式の出願資格基準（2020年度入試）
出典：明治学院大学HP
得点換算方式の得点換算スコア表（2020年度入試）
出典：明治学院大学HP
英語外部検定試験利用型の併願方法
英語外部検定試験利用型（出願資格方式）は、3教科型と併願することができ、合格の可能性を高めることができます。
また、同一日程内の併願で、入学検定料が割引になります。
全学部日程での併願方法
出典：明治学院大学HP
A日程での併願方法
出典：明治学院大学HP
明治学院大学の入試方法について
ここまで全学部日程、A日程の記載を当たり前のようにしてきましたが、簡単に両入試制度について紹介します。
・全学部日程では、同一の日程で試験を実施し、3教科（「国語」「地理歴史・公民・数学」「外国語」）での実施です。
・全学部日程では、3教科型で、2学科まで併願することができます。
・さらに英語外部検定試験利用型で2学科まで併願が可能です。
・英語外部検定試験利用型を併用することで、合計で4学科まで併願することができ、2学科目以降は入学検定料が割引されます。（1学科目：35,000円、2学科目：20,000円、3学科目：10,000円、4学科目：10,000円）
・A日程では、それぞれの学科が4日程ほどにわかれ、同一試験日に異なる学科を併願することができません。
・試験日が異なれば併願することができますが、入学検定料の割引はありません。
・3教科型と英語外部検定試験利用型（出願資格方式）の両方を採用している学科は併願でき、2学科目以降は入学検定料が割引されます。（1学科目：35,000円、2学科目：20,000円、
まとめ
このように、英語4技能入試といっても、「出願資格が得られるものなのか」「得点換算がされるものなのか」が異なります。
また、それが大学ごとで異なっていればまだ整理ができますが、大学の中の学部や学科ごとに異なるということも多くあります。
そのため、自分が受けたい学部学科がどのような方式をとっており、自分の能力や資格が最大限生かせる方式はどこなのかをしっかりとリサーチすることが大切です。
明治学院大学は、英語外部検定試験の得点をもつことで、併願の幅がとても広がります。
今後は、他大学もそうですが、大学入学共通テストのことも考えると、英語外部検定試験に力を入れておいた方が良いかもしれません。
英語を学びたい人はこちら
