ブログを書いている方が一番テンションが下がることはなんでしょう。
無駄な記事だと誰かに罵倒されたときでしょうか。
他の人はどんどんPVを稼いでいるのに自分のブログだけ誰も訪問してくれないことでしょうか。
もちろん、どちらも悲しいことですが、私が一番テンションが下がったことは、
そう、
一生懸命書いた記事がそもそも誰の目にも留まらないようにGoogleが反応もしてくれないなんて、記事を公開した意味もないと思いませんか?
本件については、私自身2021年9月あたりから感じており、Googleコンソールでは、「検出-インデックス未登録」が頻発するようになりました。
この問題に関する検証については、過去の記事にて紹介していますので、同じ症状に悩んでいる方がいれば、まずはこちらをご覧ください。
そして今回はこの問題から半年以上たった現在について報告しようと思います。
インデックスされない問題とは
前の記事でも書いていますが、インデックスとはこんなものです。
クローラーと呼ばれる、検索エンジンがWEB上にあるページを発見するためのロボットが随時巡回し、検索結果に反映させます。
このクローラーが発見したページを検索エンジンに登録することを「インデックス」すると言い、少しでも早くクローラーに発見してもらい、登録してもらう。というのがSEOの対策に有効です。
インデックスされること=「世の中に記事が公開されること」といっても過言ではないので、この問題はブロガーにとって非常に由々しき問題です。
インデックスされない問題の検証結果のおさらい
前の記事でも書きましたが、インデックスされない問題については、このあたりの課題がよく話題になっていました。
開設時期は古い方が良い。
昔からある方が信頼度が高いということでしょうか。
ドメインパワー・サイトパワーを高める必要がある。
サイトの影響度のようなものですね
ちなみは私は以下のサイトで計測しましたが、たまに数値(2とか)がでることありますが、基本全て0です。
内部リングが多い記事が良い
サイト内で孤立している記事はインデックスされにくいと言われています。
記事の質は高い方が良い
わざわざ言う必要はないですよね。
低品質の記事はインデックスする価値がないということでしょうか。
YMYL領域に注意が必要
グーグルでアップデートのあったYMYL領域(Your Money Your Lifeの頭文字を取った言葉であり、人々のお金、健康、生活に大きな影響を与えるジャンルを指します。)が影響を受けているのではないか。
その後インデックスされないサイトはどうなったか
ここまでは前回の記事のおさらいになるので、ここからが本題です。
インデックスされない問題に直面した3つのサイトで以前検証をしましたが、その後に動きがありました。
前回のサイト検証結果
前回検証した際の情報です。
本サイト(子育てサラリーマンの徒然なるままに)
サイト公開時期 | 2018年4月 |
公開記事数 | 96件
(2021年10月22日時点) |
平均月間PV | 2,000PV |
最高月間PV | 10,000PV |
インデックス記事 | 66件 |
「検出-インデックス未登録」記事 | 30件 |
趣味サイト(漫画系)
サイト公開時期 | 2019年9月 |
公開記事数 | 38件
(2021年10月22日時点) |
平均月間PV | 5,000PV |
最高月間PV | 10,000PV |
インデックス記事 | 33件 |
「検出-インデックス未登録」記事 | 2件 |
「クロール済み – インデックス未登録」記事 | 3件 |
テストサイト(脱毛・美容)
サイト公開時期 | 2021年5月 |
公開記事数 | 45件
(2021年10月22日時点) |
平均月間PV | 200PV |
最高月間PV | 200PV |
インデックス記事 | 22件 |
「検出-インデックス未登録」記事 | 23件 |
インデックスされなかったその後のサイト状況
前回の情報から約半年が経ち、こんな感じになりました。
本サイト(子育てサラリーマンの徒然なるままに)
サイト公開時期 | 2018年4月 |
公開記事数 | 99件
(2022年6月5日時点) |
平均月間PV | 3,500PV |
最高月間PV | 10,000PV |
過去に別サイトから統合した関係で、ページにリダイレクトが発生しています。
これによる除外がほとんどになるので、大きな影響はなさそうです。
また、「検出-インデックス未登録」は4件になっており、「クロール済-インデックス未登録」についても、記事とは関係箇所(カテゴリーなど)のようでした。
趣味サイト(漫画系)
サイト公開時期 | 2019年9月 |
公開記事数 | 38件
(2022年6月5日時点) |
平均月間PV | 5,000PV |
最高月間PV | 10,000PV |
こちらは記事更新ができていなかったのと、元々インデックスされない問題の影響が少なかったのであまり変化はありません。
「クロール済-インデックス未登録」が若干改善されています。
テストサイト(脱毛・美容)
サイト公開時期 | 2021年5月 |
公開記事数 | 451件
(2022年6月5日時点) |
平均月間PV | 200PV |
最高月間PV | 450PV |
前回から400記事ほど更新をしました。
驚異的な数字に見えますが実際はデータを取り込んだり、差し込み用のマクロを作ったりと実際に文章を考えて作ったのはそこまで多くありません。
クリック数も若干増えていますが、それでも劇的な変化は記事数以外に見られていません。
しかし、いわゆる質の悪い記事ばかりのこちらの記事でもインデックスされない問題は改善されています。
インデックスされない問題は気にしてもしょうがない
半年経って経過を見てみると、ほとんどの記事がインデックスされていることがわかりました。
その記事がYMYL領域だったり、内部リンクがなかったり、質の低い記事だったり、といったことがあるにも関わらずです。
そのため、結論から言えば、
ことが一番大切だと思います。
Indexing APIの導入
インデックスされない問題について悩んでいる方は、「Indexing API」の記事にたどり着いた人も多いのではないでしょうか。
私もクローラーを呼ぶために導入し、経過を見ました。
※やり方は検索すればすぐ出てくると思います。
確かにAPIを叩いたらインデックス登録されました。
しかし、
現在、Indexing API は、JobPosting が追加されたページ、または VideoObject に BroadcastEvent が埋め込まれたページをクロールするためにのみ使用できます。
https://developers.google.com/search/apis/indexing-api/v3/quickstart
将来的なことを考えても、Googleコンソールで「インデックス登録をリクエスト」する手法が一番安心で安全だと思います。
まとめ
ブログを始めて間もない方や、ある程度記事を書き終えて結果を求める方など、人それぞれ状況は違いと思います。
しかし、「インデックスされない」からどうしよう。
やる気なくなっちゃったな。
と思っている暇はありません。
しっかりと継続すればインデックスされることがわかったので、一喜一憂せずに執筆を頑張りましょう。
この記事が少しでもブロガーさんのモチベーションupに繋がることを願っています。