各大学の偏差値は、『ベネッセ マナビジョン』を参考にしています。
各大学の情報は、各大学HPを参考にしています。
立教大学
偏差値:61~73
立教大学は、1874年にアメリカ聖公会の宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が設立した、聖書と英学を教える私塾「立教学校」から始まりました。
当時の日本は、欧米先進諸国に早く追いつくため、教育も”実利主義”の傾向が強く、知識や技術を物質的な繁栄と立身出世の道具とする風潮もありました。
このような時代の流れとは一線を画した立教は、西洋の伝統的なリベラルアーツカレッジをモデルに、現在まで発展してきました。
2016年度一般入試から、英語4技能を活用した一般入試「グローバル方式」を全学部で導入
「グローバル方式」は、従来型の英語試験に変えて、『GTEC CBT、TEAP』といった「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を評価する英語資格・検定試験を活用するもので、筆記試験は英語以外の2教科を実施します。
立教大学が推進「学生全員の海外経験」や「英語による専門科目の履修」に対応できる、英語運用能力の高い学生を積極的に受け入れることを目的とした入試制度改革です。
「グローバル方式」導入の目的
立教大学は、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」に採択されました。
このSGU事業の構想の一環で、「自ら考え、行動し、世界と共に生きる」新しいグローバルリーダーを育成します。
「グローバル方式」の実施方法
「グローバル方式」では、英語資格・検定試験のスコア等を出願資格として活用し、試験当日には英語以外の2科目を受験します。
出願資格基準は、「CEFR」の「B1レベル」を基準に、英語資格・検定試験ごとに設定されます。
この、「CEFR」の「B1レベル」は、立教大学での学修を経て、在学中の短期・長期の海外留学や英語による専門科目の履修に対応できる英語コミュニケーション力に達する水準と想定されています。
「CEFR」については、↓↓の記事をご覧ください。
センター試験利用入試で、英語外部試験のスコアを利用できる新たな入試制度を導入
2018年度入試より、英語運用能力の高い学生を積極的に受け入れることを目的に、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を評価する英語資格・検定試験を活用した「英語外部試験利用制度」が導入されました。
「大学入試センター試験の英語得点」と「英語資格・検定試験の換算得点」のいずれか高得点の方を合否判定に利用することができます。
英語外部試験利用制度について
大学入試センター試験利用入試で、英語外部試験利用制度を利用する場合は、外国語教科は「英語」科目の選択を必須としています。
他の言語科目を選択した場合、英語資格・検定試験のスコアを提出することはできないとされています。
英語資格・検定試験のスコア換算について
英語資格・検定試験のスコアに応じて、立教大学の定めた換算表に基づき1点単位での換算得点が付与されるようです。
2020年度一般入試全学部日程グローバル方式について
2020年度入試については、現在予告ではありますが、立教大学HPからお知らせがでています。
大きな変更点はないようで、出願資格における英語資格・検定試験のスコあ基準が変更されます。
かなり軽微な変更が多いので、HPの要項をしっかりと確認をしましょう。
立教大学の4技能入試まとめ
立教大学の特徴は、全学部で4技能活用入試を導入している点です。
他の大学は特定の学部でのみ導入しているケースが多いのですが、立教大学のように全学部で導入していれば、受けたい学部を好きなように選ぶことができます。
また、センター試験での活用もできるため、その分チャンスも多くあると言えます。
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