【明大7割推薦?】日本学園が明治大学付属世田谷高校になって偏差値爆上がり

クリスマスも終わり、2021年も終わる。

といった時期に、新たな付属校に関するニュースが飛び込んできました。

 

本サイトでは、これまでも付属校に関する記事を掲載してきました。

首都圏の付属校の概要や、内部推薦率については、以下の記事をご覧ください。

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今回は、タイトルにもあるとおり、明治大学と日本学園が系列校化に向けた基本合意書を締結したというニュースについて紹介します。

明治大学付属世田谷高校 略して「明世田(メイセタ)」でしょうか。

最初にこの記事を書いたのが、2021年12月でした。

それから少しずつ情報も増えてきましたので、最新の情報をお届けします。

皆さんの気になる明大への推薦についても紹介しますよ。

 

日本学園が明治大学の付属校に!?

一番最初に入ったきたのは、基本合意書でした。

この時点では、協定書締結に向けた協議を進めるという内容でした。

 

合意書の内容はこれです。

明治大学と日本学園が系列校化に向けた基本合意書を締結

学校法人明治大学は12月23日(木)、学校法人日本学園と系列校化基本合意書を締結しました。基本合意書の主な内容は以下のとおりです。

(1)2026年4月1日から日本学園中学校・高等学校を本学の系列校とする。

(2)学校名を明治大学付属世田谷中学校・高等学校とする。

(3)系列校化と同時に男女共学校とする。

(4)明治大学への付属高等学校推薦入学試験による入学者の受け入れは2029年度からとする。

 

今後は、基本合意書に基づき、学校法人日本学園との系列校合同協議会を設置し、より詳細な内容を含む系列校協定書の締結に向けた協議を進めます。

また、既存の付属校とは異なる教育特色を打ち出すための方策や教員の教育力向上策、推薦制度の詳細、法人連携策など、2026年度の系列校開設に向けたより詳細な内容について継続的に協議を行っていきます。

明治大学HPより引用

 

これを見ると、あくまで基本合意書を締結した。

詳細は、系列校協定書にて決定する。

 

こんな感じでしょうか。

 

ここからは、基本合意書の各内容を見ていきます。

(1)2026年4月1日から日本学園中学校・高等学校を本学の系列校とする。

2026年度から系列校化になるようです。

これから、2022年度入試が始まりますので、あと4年後ということになりそうです。

 

(2)学校名を明治大学付属世田谷中学校・高等学校とする。

日本学園の名前が世田谷中学校・高等学校になるようです。

付属校への転換で、心機一転ということでしょうか。

 

(3)系列校化と同時に男女共学校とする。

日本学園はこれまで男子校でしたが、男女共学化となり、娘さんの選択肢として候補となりそうです。

 

(4)明治大学への付属高等学校推薦入学試験による入学者の受け入れは2029年度からとする。

2026年度から付属校になり、その入学生が大学に入るタイミングで内部推薦が始まるということでしょうね。

 

そして現在、2022年3月31日には、明治大学と日本学園は系列校連携に関する協定を締結しました。

協定書の内容はこれです。

 

明治大学と日本学園が系列校連携に関する協定を締結

学校法人明治大学は、学校法人日本学園との系列校化基本合意書締結(2021年12月23日)後、協議を進め、3月31日に系列校連携に関する協定を締結しました。

協定の主な内容は以下のとおりです。

 

(1)2026年4月1日から日本学園中学校・高等学校を本学の系列校とする。

(2)学校名を明治大学付属世田谷中学校・高等学校とする。

(3)系列校化と同時に男女共学校とする。

(4)明治大学への付属高等学校推薦入学試験による入学者の受け入れは2029年度からとする。

 

主な内容は、系列校化基本合意書から変更はありません。引き続き2026年度からの系列校開設に向け、協議を進めてまいります。

卒業生のおよそ7割(約200名)以上が、本学へ推薦入学試験によって進学できる教育体制の構築を目指します。

なお、今後定める推薦基準については、既存の付属校・系列校に準じるものを検討しています。

明治大学HPより引用

 

基本的に合意書と内容は同様ですね。

しかし、最後に気になる文言があります。

 

卒業生のおよそ7割(約200名)以上が、本学へ推薦入学試験によって進学できる教育体制の構築を目指します。

なお、今後定める推薦基準については、既存の付属校・系列校に準じるものを検討しています。

ここです。

大学への推薦に関する言及がされていますが、この点は後ほど触れたいと思います。

ここでまずは明治大学と日本学園の概要を見てみましょう。

 

明治大学の概要

偏差値:58~72

明治大学は、封建的な社会から近代社会へと変容する時代に、個人の権利を確立し、自由な社会を実現するために、フランス法学を教授する明治法律学校として、1881(明治14)年に創立されました。

学部の増設にともなって総合大学となった現在でも、創立時からの伝統によって確立された建学の精神「権利自由、独立自治」に基づき、自由と自治の精神を養うことを明治大学の理念としています。

駿河台キャンパス:〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
和泉キャンパス:〒168-8555 東京都杉並区永福1-9-1
生田キャンパス:〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1
中野キャンパス:〒164-8525 東京都中野区中野4-21-1

 

日本学園の概要

日本学園は、明治の大教育者であった杉浦重剛(しげたけ)先生が1885年に創設した東京英語学校が前身です。日本の私学としては指折りの長い歴史と伝統を持つ学校です。

当時はいまの東京大学への進学をめざす若者のための予備校で、全国から英俊が集まりました。戦後日本の路線を敷いた吉田茂元首相や岩波書店創業者である岩波茂雄、日本画の横山大観など日本の政官界、経済界、芸術と文化の分野に優れた業績を残す多くの逸材を輩出しました。

杉浦校祖は、社会に貢献する人材を育てたいとの考えから、生徒には「まさかのときに役立つ人間になれ」と説きました。また「社会の一隅を照らす人間になれ」とも教えました。

日本学園HPより抜粋

https://www.nihongakuen.ed.jp/about/educational_policy/

 

名称日本学園中学校・高等学校
住所東京都世田谷区松原2-7-34

TEL.03-3322-6331  FAX.03-3327-8987

最寄り京王線・京王井の頭線「明大前」駅より徒歩5分

小田急線「豪徳寺」駅より徒歩15分

京王線・東急世田谷線「下高井戸」駅より徒歩10分

偏差値(中学)33
偏差値(高校)46-55

※高校偏差値は、みんなの高校情報から抜粋

※中学偏差値は、みんなの中学情報から抜粋

https://www.minkou.jp/hischool/school/deviation/3575/

https://www.minkou.jp/junior/school/7681/

日本学園のアクセス

 

ここからは、今回の発表をうけて気になる点を纏めました。

 

なんで明治大学と日本学園が?

今回の発表では、

教育方針として、「天才を創るよりも各人の天分を活かすこと」を掲げ、個性を尊重し人格教育に重きを置いています。これは、「『個』を強くする」を教育理念に掲げる本学と考え方が重なります。さらに本学とは10年ほど前から地域連携事業を通じて関係を築いており、系列校化することで一貫した高大連携教育を行い、早期から本学の教育理念に基づく教育を受けた多くの生徒を受け入れるため、学校法人日本学園との連携推進協議会を設置し、系列校化に向けて必要な事項について協議を行ってきました。
とあり、教育方針が似ていること、これまでの地域連携事業の実績が決め手と言えるでしょうか。
日本学園のHPを見ると「キャンパス見学」や「大学出張講義」といった記載があり、これが明治大学との地域連携を指しているのでしょうか。

どれだけ明治大学にいけるのか?7割いけるってホント?

先ほど触れた推薦率について確認しましょう。

まず、既存の付属校は3校あります。

明治大学付属明治高等学校・中学校h

明治大学付属中野中学・高等学校

明治大学付属中野八王子中学高等学校

 

この3校です。

これら3校の推薦率については、

直系付属である明治高校はほぼ全員。(推薦率が9割程度なのか他大学受験の影響だと思われます)
系列校(日本学園と同様)である明治大学付属中野高校・八王子高校は8割~9割近く進学。
こういった状況であり、今回の日本学園の協定の内容には、以下のような記載がありました。

卒業生のおよそ7割(約200名)以上が、本学へ推薦入学試験によって進学できる教育体制の構築を目指します。

なお、今後定める推薦基準については、既存の付属校・系列校に準じるものを検討しています。

 

これだけ見ると、7割が目標が明治大学に推薦入学できるように読めますが、ちょっと気になる文言です。

本学へ推薦入学試験によって進学できる教育体制の構築を目指します。

⇒ここですね。

あくまで教育体制の構築と表現しています。

なんとなく最終的には7割にしたいけど、すぐに7割程度推薦できるかはまだわかりません。

こんな感じのニュアンスに感じてしまいますね。

少なくとも推薦は2029年度からと記載があるので、2026年度に高校へ入学した生徒は、一定数明治大学への推薦枠がありそうです。

 

今いる生徒や2026年度前に入学した生徒は?

特に中学・高校受験を控えている保護者の方はここが一番気になるのではないでしょうか。

これから入ろうとしている人はどうなるの?

この点については、現時点での情報では確実なことは言えません。

例えば、次の2022年度入試で入学する場合、高校入学では2025年度に大学生になり、中学受験でも2028年度に大学生になります。

経過措置的な扱いで若干の明治大学への推薦枠があっても、あまり大きな推薦は期待できないかもしれませんね。

しかし、ここで注目なのが、今年度受験の小学6年生の方です!

2023年度に中学入学すると、2026年度に高校生になりますが、そのまま上手くいくと2029年度から明治大学の推薦枠があることになります。

実際、正式な公表はありませんので、全て鵜呑みにされず、本当に気になる場合は日本学園に確認した方が良いと思います。

考えにくいですが、中学から入った子と高校から入った子で、推薦枠が違うなんてこともありうるかもしれませんので。

 

男女共学で建物は

男女共学になることで色々な問題が発生することは容易に想像ができると思います。

先生は男性の教員が多い、トイレの問題、部活の問題と、色々な面で大きな変化が起こります。

日本学園は特に伝統校で建物も古そうなので、校舎の建替えなんてこともあるかもしれません。

お子さんの入学時期にピッカピカの新校舎!なんてことがあると良いですね。

 

日本学園の復権が近い!?

日本学園の概要にもあるとおり、元々は非常に伝統ある学校で、総理大臣を輩出するレベルです。

下の表を見てわかるとおり、非常に著名な方がいますね。

日本学園HPより

実際、今の日本学園は定員の充足が乏しいこともあります。

日本学園の入試募集要項を確認すると、

高校

募集人員250以上

中学

募集人員120名

ですが、

study高校受験

https://www.studyh.jp/kanto/school/C13P108/

study中学受験

https://www.study1.jp/kanto/school/B13P105/

これらを見てもわかるとおり、この定員を満たしていない現状のようです。

 

日本学園はレバレッジ度の高い高校としてランクイン

一方で、日本学園のHPにもあるとおり、週間ダイヤモンドが集計した、レバレッジ度の高い高校としてランクインしており、今回の系列校化により、今後人気が上昇する可能性が高いです。

レバレッジはもともと「てこの原理」を意味する言葉ですが、ビジネス界で「はじめは小さな力を大きく動かす」といった投資の用語として使われています。日本学園は、決して入口の受験模試偏差値は高くはありませんが、「思春期の男子を伸ばす教育」に取り組んでまいりました。

その伸ばし率が高いという評価を得たことをうれしく思います。

今後とも「人は得意な道で成長すれば良い」という創立者杉浦重剛先生の言葉のように、生徒一人ひとりを徹底的にサポートし、学力伸長だけでなく人間力の育成にも尽力してまいります。これからも日本学園の教育にどうぞご期待ください。

日本学園HPより引用

 

その後の日本学園の反響は!?

2023年度中学入学組は、先ほども紹介したとおり、2029年度の大学入学推薦開始組となるので、かなりの反響があるようです。

首都圏最大規模の中学模試と謳う「首都圏模試センター」で公表している偏差値では、2023年度偏差値は50~52になっています。

これまでの偏差値でいうと40程度だったので、1年間で10以上も偏差値が上がるということはかなり大きなインパクトだと思います。

非常に見にくいので、出典元サイトで確認してください。

出典:首都圏模試センター

https://www.syutoken-mosi.co.jp/application/hensachi/upload/dansi202207.pdf

このように今後も注目な日本学園(明大世田谷)ですが、まだまだ未確定な情報もありますので、しっかりと情報を仕入れていきましょう!

 

2023年度入学組の中学入試の偏差値が爆上がり!

その後の状況を注視していましたが、やはり中学入試の人気は凄まじいものになっています。

現時点で明治大学への推薦割合は未確定ですが、それでも一定数がそのまま明大に推薦できることを願っての動きのようです。

 

以下の首都圏模試センターの10月時点での予想では、日本学園の偏差値は「56」まで上昇しています。

過去はほぼほぼ定員割れで「40程度」だったことを踏まえると驚異的な上昇となります。

このまま上昇が続くと、生徒のレベルは激変しそうです。

 

首都圏模試センター 2023年入試 予想偏差値(男子)

https://www.syutoken-mosi.co.jp/application/hensachi/upload/dansi202210.pdf

まとめ

今後の協定書の締結までどうなるかわかりませんが、

メイセタの誕生はもうまもなくとなりそうです。

期待しましょう!

 

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