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【2020年度入試確定版】「志願者数が多い大学」ランキング

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2020年度入試も終了し、各大学の志願者数が決定しました。

2019年終盤から新型コロナウイルスが猛威をふるい、やっとの思いで入学できた大学でも思い描く大学生活を送ることができず、2020年度入学者は非常に残念な気持ちで一杯だと思います。

1日でも早く今までの生活に戻り、多くの仲間と楽しく学べる機会が来ることを願っています。

目次

2020年度私立大学志願者数ランキングについて

早速ですが私立大学志願者数ランキングを紹介します。

※2020年8月6日更新

スクロールできます
2020年度順位2019年度順位大学名志願者数前年志願者数前年増減数前年比
11近畿大学145,350154,672-9,32294%
26日本大学113,902100,85313,049113%
35早稲田大学104,576111,338-6,76294%
47立命館大学103,66994,1989,471110%
53法政大学103,628115,447-11,81990%
610千葉工業大学103,26990,87612,393114%
74明治大学103,035111,755-8,72092%
82東洋大学101,776122,010-20,23483%
98関西大学87,62593,452-5,82794%
109中央大学86,47692,686-6,21093%
1111立教大学61,30868,796-7,48889%
1213青山学院大学57,82260,404-2,58296%
1312東京理科大学56,35560,593-4,23893%
1414東海大学56,28560,360-4,07593%
1516京都産業大学56,22055,350870102%
1617龍谷大学53,28155,444-2,16396%
1719福岡大学52,11250,2811,831104%
1815専修大学51,02456,201-5,17791%
1918同志社大学49,94653,751-3,80593%
2021芝浦工業大学40,90546,505-5,60088%
2124名城大学38,84338,845-2100%
2222慶應義塾大学38,45441,875-3,42192%
2327中京大学38,22136,4901,731105%
2423武蔵野大学37,56239,293-1,73196%
2526関西学院大学33,20938,826-5,61786%
2629東京都市大学30,52330,237286101%
2730東京農業大学29,32829,790-46298%
28東京電機大学29,313
2920駒澤大学28,82548,715-19,89059%
3025摂南大学28,57538,512-9,93774%
3132上智大学26,15627,916-1,76094%
3231國學院大学25,94829,471-3,52388%
3328神奈川大学25,75832,695-6,93779%
34愛知学院大学25,392
35明星大学23,623

※一般入試のみ、夜間・二部含む

※全大学を対象に35位まで記載(「-」は昨年度上位35位対象外)

※参考サイト:東洋経済オンライン「最新版「志願者数が多い大学」ランキングTOP50」

https://toyokeizai.net/articles/-/356355

他の年度志願者数が気になる方はこちらもご確認ください。

志願者数一位は今年も近畿大学!?

近畿大学の改革力が全国に浸透しており、これで7年連続の日本一になります。

志願者数だけで見れば、近畿大学の1強時代が続いています。

近代マグロ等の研究結果を商品化し、その収益をまた研究費にあてるといった良い循環ができていたり、式典を著名人にプロデュースしたりと話題に事足りない近畿大学が今後も志願者数に関しては独走しそうです。

ただ今回の志願者と実志願者については集計方法が異なる部分があります。

詳しい記事を紹介していますので、ご覧いただけると幸いです。

実志願者の詳細についてはこちら

10万人を超える大学が8校に!

2020年度の志願者数を見ると、1つの大台である10万人の志願者を超えた大学は8校ありました。

2019年度は6校だったので、人気大学の争奪戦は増しています。

志願者数は軒並み減少?

10万人を超える大学が増えましたが、一方で多くの大学が軒並み志願者数を減らしています。

たろう

1位の近畿大学でさえ、1万人程度減少しており、少子化の影響をもろに受けている結果となりました。

千葉工業大学が躍進

多くの私立大学が軒並み志願者数を減らす中、千葉工業大学が1万人以上志願者数を伸ばし、昨年は2桁だった順位も6位まで上昇しました。

これには、安定志向が増えたために、上位の工業系大学ではなく、千葉工業大学に集中したという分析をする方がいます。

一方で、それだけではなく、出願締切時期を遅らせ、センター試験の結果を利用できるようにするなど、入試改革も着々と行っています

今回の結果は、これらの努力の積み重ねが良い結果を生んだのかもしれません。

世間を騒がせた日本大学は?

2019年度入試では、日本大学がラグビータックル問題で大学の危機管理体制に世間から批判を浴びました。

その結果がどうかは定かではありませんが、2019年度は前年度比で1割以上志願者が減少していました。

2020年度入試については、あの騒動も落ち着いたか、2018年度入試の水準まで回復し、全体で2位という位置まで上昇しています。

しかし、つい最近でも今後はラグビー部でのパワハラ疑惑があり、今後も似たような不祥事が続くようだと、伝統ある日本大学も人気が続くかどうかはわかりません。

隔年現象と競合の関係は?

昨年度は日本大学が志願者数を減らした一方で、日東駒専とグループされる大学は、志願者数が上昇しました。

*大学グループの記事についてはこちら↓↓↓

2020年度入試の結果を見てみると、東洋大学が約2万人減少の8位(昨年2位)、専修大学が約5000人減少の18位(昨年15位)、駒澤大学が約2万人減少の29位(昨年20位)という結果となりました。

日本大学が志願者数を伸ばしたことで、競合大学の志願者数にも影響を及ぼしていました。

これは、隔年現象とも呼ばれています。

前年に志願者が増加していると、受験生は高倍率を敬遠するため、志願者数が減少する。翌年は前年の低倍率を見て、狙い目と感じた受験生が多く出願し志願者数が増加する。

Kei-Net
たろう

今後受験をされる方は、同地域の同水準の大学の動向は注視しておきましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は2020年度志願者数を紹介しました。

全体的に志願者数が軒並み減少しており、今後の大学業界が心配になります。

また、新型コロナウイルスの拡大により、オンライン授業を余儀なくされ、学費の問題が発生するなど、外的なマイナス要因も多くあります。

今後は、数多くある大学も少しづつ整理され、本当に魅力ある大学以外は淘汰されてしまうかもしれません。

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